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教材出版 学林舎は学習教材の制作・販売、教育商材(理科実験工作教材・アメリカの教科書など)を取り扱っています。

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新しい教育シーンをクリエイト


【GAKURINSHA TOPICS】
求められる学習の質
反転授業を考える
 反転授業への取り組みが学校で盛んになっています。
 反転授業の利点のひとつは、「時間短縮による、応用学習の時間確保」です。教科書の内容を学習することは、様々な教材や参考書を駆使すれば学習する意欲があれば、学習は可能です。大切なのは、教科書に書かれている基礎知識をいかに子ども自身が応用、拡大させることにあります。反転授業の取り組みは、すでに多くの民間教育機関である塾や、私立の学校ではアナログ的におこなわれてきました。ただ、残念であったのはその取り組みの行き先が教科書補完の追求、受験対策に費やされていたことにあります。
 しかし、時代が変わりゆく中、求められる人間像や生きていくための学力は、大きく変化し始めています。そういった中で、反転授業はiPadなどのデジタル機器を駆使して、今まで学校で行ってきた教科書に沿った学習指導を予習学習として家庭に取り入れ、宿題としておこなってきた学習や今までのカリキュラムではできなかった応用学習を学校でおこないはじめています。
 問題なのは、学習効果が従来のように得られるかにあります。デジタル機器の特徴は「利便性」です。デジタル機器を駆使した学習は、知りたい情報、学習したい情報が機器の中に補完され、いつでも、どこでも呼び出すことができる便利さです。覚えてなければ、わからなければ、iPad、Smartphoneをひらけばいい。これに陥ることを現場は危惧しています。アナログで獲得してきたものがデジタルになったといえばそうかもしれません。ただ、デジタルになったことによって、私たちは多くの“知”をデジタルに補完せざる得ない状況になったことを忘れてはいけません。
 大切なのは、アナログか!?デジタルルか!?ではなく、常に行き来できる“知”を獲得することが必要なのです。反転授業の理想系?を考えるのであれば、アナログとデジタルのバランスを取りながら、例えば、映像を見ながらのテキスト導入学習→デジタル復習学習→応用・発展も含めたクラス授業。どちらか一方ではなく、バランスを取りながら混合させることが大切なのではないでしょうか。




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