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新しい教育シーンをクリエイト



Cross Road 第43回 
2015年3月10日刊行!
『日本の大学に入ると、なぜ人生を間違うのか』 
文/吉田 良治



 2013年に執筆した『ライフスキル・フィットネス(自立のためのスポーツ教育)岩波ジュニア新書』に続いて、今年3月10日2年ぶりに『日本の大学に入ると、なぜ人生を間違うのか(アメリカの成功者たちが大学時代に学んでいること)』が、PHP研究所から刊行となりました。ライフスキル・フィットネスは大学スポーツの人材育成をテーマに書きましたが、今回は大学全体での人材育成について書いております。
 この執筆のきっかけは2011年に読売新聞の連載企画で、阪神タイガースのマット・マートンさんと対談したことが始まりでした。あの時の対談はその年に7回連載されましたが、新聞記事は紙面の文字数の関係で、概略程度しか掲載されなかったので、もっと本質にきりこんで取り上げていきたいと思い、本の執筆を模索してきました。2年前のライフスキル・フィットネスは大学スポーツの人材育成にフォーカスしていますが、これは元々アスリート育成のプログラムではなく、アスリートの前に一人の人間として、社会に役立つ人材を世に輩出する役割を大学が担うべきこととして、今日のアメリカでは広く一般化しています。
 近年企業の大学生新卒採用において、企業が求める人材も多様化しています。一時期問題となった就活の長期化も、学生の学業優先をサポートするために、一定のルール化がされていますが、少子化という問題もあり、優秀な人材確保も競争激化しており、インターンシップを含め企業と学生の交流も変化していきます。これまでの企業内における社員教育にも限度があり、学生時代に習得しておくべきこと、要求されるものも変化していきます。こうした時代の変化に対応する上で、そろそろ日本の大学も新たな時代に対応した人材育成をサポートする必要がでているのです。
 マートンさんとの対談では、人生観に教育観、そして仕事観、さらには国家観についても話し合いました。また次世代育成においては、マートンさんご自身の子育ての考えから、国家観の根幹である政治に対する考えなど、今、日本が置かれている様々な社会問題にも、マートンの視点でバッサリ斬り込んでいます。グローバルな視点で海外との関わりが増え、生活環境も国際化している中、多様な価値観と触れ合い、日本人はどう立ち振舞いをしていくべきか。今回の執筆のテーマは、単に海外のまねをするのではなく、海外の状況を理解しつつ、日本の伝統、日本人の良さを如何に受け継ぎ、世界と渡り合うことができる人材育成をどう確立するのか、その問題提起になっています。
 今回の執筆に際し、前駐中国大使で伊藤忠商事前会長の丹羽宇一郎氏から、『教育こそ「日本の大問題」子ども・若者は日本の宝』という推薦文をいただき、本の帯に掲載していただいています。商社マンとして海外勤務が長く、世界と渡り合ってきた丹羽氏の経験から、今、日本が取り組むべき人材育成について、大学までの教育機関の役割の重要性をご指摘いただきました。この本が日本での新たな人材育成のその一役となれば幸いです。
 レポートの75%をコピペで作成した学生がいたことが、今月東京大学から発表されました。偏差値の高さだけが、人の能力を測る物差しではありません。せっかく育んだ学力の高さを如何に活かすのか、人生を間違わないため
の人材育成について考える機会となればと思います。(つづく)

吉田良治さんプロフィール
 1962年生まれ。1998年にワシントン大学へアメリカンフットボーボールコーチ留学。2000年リーグ制覇、2001年ローズボウルに出場し、ローズボウル制覇に貢献。国家レベルのリーダーシップ教育に貢献した、ランブライト元ワシントン大学ヘッドコーチよりリーダーシップ教育を学ぶ。
 全米の大学で人格形成プログラム普及に貢献した、ライス元ジョージア工科大学体育局長よりライフスキル教育を学ぶ。

吉田良治さんBlog
http://ameblo.jp/outside-the-box/



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