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教材出版 学林舎は学習教材の制作・販売、教育商材(理科実験工作教材・アメリカの教科書など)を取り扱っています。

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新しい教育シーンをクリエイト


【GAKURINSHA TOPICS】
学習教育の行く先 考える時間をつくりだせるか!?


 子どもたちにとって長い夏休みがはじまります。それぞれの年代で、学習=学びの課題があります。この学びの課題を取り組むにあたって、大切なことはなんでしょうか?子どもから見ると「早く終わらせたい」「めんどくさいから、やりたくない」などなどプラス思考で取り組めない課題も多いです。こういったとき、指導する側はどういった言葉を子どもになげかけることができるでしょうか?
 そのひとつに“課題について考える”という時間を学習者に提案することができます。今までの学習教育は“学校”“試験(入試)”“資格取得”などなど様々な身近な目的、環境(おかれている状況)に対して、対処療法的に学習を推し進めてきました。そのことによって、学習教育は成立してきましたが、現在、未来の社会状況を考えたとき、この対処療法的な学習教育では対応できません。求められているのは「自立(自律)学習」「積極学習」「思考学習」といった能動的な学習力、学ぶ力を身につけられるかどうかにあります。
 先日、小学校低学年と未就学のお子さんを子育て中のお母さんから「成長する思考力GTシリーズをどういう風に使ったらいいのか?」というご質問を受けました。私がこういった質問を受けた場合、必ずお伝えしていることは「この教材を使って、お子さんが考えている時間をプラス評価してください」と伝えています。そして、「子どもの学習意欲、状況は毎日違いますので、1ページしかできないこともあるだろうし、1問しかできない時もあるかもしれませんが、日々、少しでも考える学習を積み重ねて欲しい」と。子どもたちは普段の学習において、パターン的なトレーニング学習に多くふれています。大切なのはトレーニング学習と思考学習のバランスです。私がカリキュラムに対して、ご相談を受けたときにいつもお伝えしているのは、ウォーミングアップ→思考学習→クールダウン→自己評価(今日の学習に対して)です。中でも、自己評価を学習者にさせることが、能動的な学習力、学ぶ力を身につける大切なキーワードだと考えています。
 私自身、恥ずかしながら、このことに気づいたのは30代半ばでした。気づいたというより、今まで自己評価することを避けてきたのかもしれません。しかし、自己評価なしに自分の未来を切り拓けないと実感した時、あらためて能動的な学習力、学ぶ力の重要性を感じたのです。
 昨日もメディアで「大人の学び直しが急増している」という言葉を聞きました。年代によって、学び直しの理由は違うかもしれませんが、学習すること、学ぶことの大切さを感じたからではないでしょうか。余談ですが、私の母は、末期のガンで亡くなりましたが、亡くなる3日前までスティーヴン・ホーキングさんの「宇宙への秘密の鍵」「宇宙に秘められた謎」を読んでいました。人は死を前にしても、知りたい、学びたいという気持ちは尽きないことを知りました。
 子どもたちが生きていく未来は、私たち大人が今まで体験、経験のしたことがない時代に突入していきます。20年、30年後には、地球を飛び出し、多くの人々が宇宙旅行を手軽にしているかもしれません。そして、今以上に便利な社会になっているかもしれません。しかし、時代は変わろうと社会は変わろうと普遍的なものはあります。その一つに「考えること」があります。考えることができる限り、学んでいくことができる限り、様々な問題を超えていくことができるのではないでしょうか。この夏、考える時間を共に。
                             (北岡)




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