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新しい教育シーンをクリエイト


【GAKURINSHA TOPICS】
教育現場の行き先 キャリア教育を考える

 文部科学省は、この数年「キャリア教育」を推進している。映画「HERO」とのタイアップ(平成27年8月公開)などを行っていたことからも教育の現場にどう「キャリア」の考え方を浸透させていくのかが課題であることが伺える。(ここ数年、映画とのタイアップがつづいている。)
 文部科学省は「今、子どもたちには、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められています。この視点に立って日々の教育活動を展開することこそが、キャリア教育の実践の姿です。
 学校の特色や地域の実情を踏まえつつ、子どもたちの発達の段階にふさわしいキャリア教育をそれぞれの学校で推進・充実させましょう。」
(文部科学省HPより)
 学校現場においては「体験」をキャリア教育のひとつとして位置づけ、文化(歴史建造物などの見学など)、社会(職業体験・工場見学など)をテーマに体験学習をおこなっている。最近では、社会・地域貢献をテーマにボランティア学習を積極的におこなっているケースもある。また、キャリア教育の必要性を子どもたちになげかけた「13歳のハローワーク(幻冬舎)」は、全国8000校以上の小・中・高等学校で教材や参考図書として採用されている。
 キャリア教育を推進していく中で、課題は「体験」で終わってしまうことにある。梨狩りに行って、梨をとって食べて、「おいしかった」といって終わってしまうことにある。理由は、このキャリア教育に対してのカリキュラムや時間が不足していることである。この問題を解決するには、キャリア教育というより哲学・教養という科目をつくり、週に3回ぐらいおこなう必要がある。「キャリアとは?」「働くこととは?」「生きることとは?」などの疑問に関して“知”を深める学びが必要であると私は思う。海外の教科書などを見ると高校生あたりになると「哲学」だけの教科書が存在する。日本では、社会(世界史・公民)の一部におさめられている状況である。
 「哲学」「教養」というと難しい、よくわからないと思われている。理由は、難しい言葉を使って、過去の哲学者の言葉を用いていることが理由のひとつであると私は思う。今、社会が個人がかかえている課題に対して、どう向き合い、思考し、問題を解決していくのかが「哲学」「教養」という学びを深める入口ではないだろうか。その上で、過去の哲学者たちが残した言葉というのが生きてくる。
 情報社会が加速化していく中、子どもも大人も、目と目をあわせて、膝と膝を付き合わせながら対話することが、キャリア教育の底上げになるのではないだろうか。(北岡)





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