本文へスキップ

教材出版 学林舎は学習教材の制作・販売、教育商材(理科実験工作教材・アメリカの教科書など)を取り扱っています。

【GAKURINSHA TOPICS】学習教育の行き先 算数・数学を学ぶ理由

□算数・数学を学ぶ目的
 子どもたちに、算数・数学を学ぶ目的を、大人は説明できるでしょうか。小学校低学年の子どもから「どうして算数勉強するの?」ときかれたらどうこたえますか? 「計算ができるようになるため」「学校で必要だから」という目的もありますが、生きていく上で算数、数学を学ぶ目的は、一体、何なのでしょうか?

□身のまわりにある算数・数学を考える
 例えば、あるスーパーの賞品で「1万円券」をもらったとします。すきなように使うことができると仮定します。
 まず、必要なのは「1万円」という金額から、何を手にすることができるのかを考えてみましょう。これを「見積もる」といいます。「1万円で、自転車が買えるかどうか」を見積もってみます。マウンテンバイクのような<高級>なものは買えません。でも、ふつうの自転車なら買えるかもしれません。というように、1つの商品で考えてみます。
 こんどは、いくつか買うと考えてみます。「腕時計なら4,000 円ぐらい、それとゲームソフトは3,000 円ぐらい、のこりはこまごましたものにしよう」というように。このとき、合計金額が1万円をこえないようにしなければなりません。こういった「見積もり」のセンスをみがくのも算数の学ぶ目的のひとつです。

□実社会にでたらもっと必要になる
 会社やお店やさんに勤めると、重要になるのは「売り上げ」。これに関する数値について考えてみましょう。そこで、仮にハンバーガーショップの経営者として考えます。前年度の7月1 日木曜日から12 日月曜日までの売り上げ数値は、下記の表のようになっています。

○前年度の7月の売り上げ数値


 この表から何をみちびきだせるでしょうか。分析内容を考えてみましょう。

*上記ハンバーガーショップ分析内容例
 とびぬけて多い売上の日は、3、4 日と、10、11 日。これはともに、土曜日と日曜日。ここから、土・日の売上をさらにどう増やしていくか、また、売り上げが落ち込む月曜日の対策が必要です。


□規則性を見つけるのがポイント
 「規則性をみつける」学習にもっともふさわしい科目が算数・数学ではないでしょうか。計算規則を暗記するのではなく、「頭を使う」「考える」「思考する」を目的に算数・数学を学びましょう。(文/学林舎編集部)