本文へスキップ

教材出版 学林舎は学習教材の制作・販売、教育商材(理科実験工作教材・アメリカの教科書など)を取り扱っています。

思考力について 文/学林舎 北岡

 思考力という言葉を辞書で調べると「思考する力」「考える力」などが書かれています。
 さらに「思考」という言葉を調べると3つの意味があります。

1 考えること。経験や知識をもとにあれこれと頭を働かせること。
2 哲学では、広義には、人間の知的精神作用の総称。
 狭義には、感覚や表象の内容を概念化し、判断し、推理する知性の働き。
3 心理学で、感覚や表象の内容を概念化し、判断し、推理する心の働きや機能。

 私たちが生きていく中で「思考」「思考力」は、生きていくことをより豊かにしていくために欠かせない存在といえます。
 この思考力を子どもたちに、科目学習の中で学習できるようにつくられたのが、成長する思考力GTシリーズです。成長する思考力GTシリーズができて15年以上経過しますが、学校ではできない学習を提供する塾を中心に学習指導現場で使われつづけています。
 その成果は様々です。
 様々なプラスの意見、マイナスの意見があります。
 成長する思考力GTシリーズを小学生で経験した子どもたちと経験してこなかった子どもたちにおいては、何が一番違うか?というと、学習姿勢(学習への取り組み)がちがうと学習現場の先生から声をいただいています。「自ら進んで学習する姿勢」「与えられるのをまっている学習姿勢」。思考できる、できないの差であるといえます。
 一方、成長する思考力GTシリーズが継続できない子どもたちもいます。継続できない子どもたちの履歴を分析していくと、学習してきた環境、学習に対する考え方などが影響しています。
 例えば、繰り返し学習することによって、知識を積み上げてきた子どもは、その学習方法が心地よい学習だと感じます。そこに考えること、思考することを要求する学習が急に入ってきたときに、学習リズムや学習に対する違和感を感じるため、結果的に継続できないと判断してしまいます。また、日々のタイムスケジュールが過度な場合、思考することより、実施、こなしていくことに精一杯になり、思考することが面倒になったり、煩わしいと感じるようになってしまい、思考学習ができない状況もあります。
 思考力を育成、養うには、何が一番必要かとよく聞かれますが、「考える時間を毎日、10分、20分でも継続すること」とにつきると私は考えています。
 毎日の学習の中にどれだけ、思考する時間を入れれるかが大切といえます。
 もちろん、学習のみならず生活においてもです。
 私も5歳の子どもがいますが、子どもが考えているときに私の都合で早くしてと口走ってしまうケースも少なくありません。生活していく中で、時間はついてまわるものですが、時間に追われるばかりに、子どもが考えようとしている機会を奪ってしまうことは、子どもの思考を停止させてしまう原因であることに反省の毎日です。時間を意識して、タイムマネージメントする力は大切ですが、思考する力が養わなければ、タイムマネージメントすることもできません。
 学習の中に取り入れることも大切ですが、生活の中にも思考する時間を取り入れることが、思考力を身につけると私は確信しています。
 成長する思考力GTシリーズをひとつの思考する時間を創出するための機会だと考え、ご利用いただければと思います。



バナースペース

教材出版 学林舎

〒661-0035
兵庫県尼崎市武庫之荘3-19-3

TEL 06-4962-5876
FAX 06-4962-5877
e-mail info@gakurin.co.jp