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学林舎NEWS 2016.12.14 国語・読解力アップを考える

□国語が得意な子どもへ

 国語が得意という子どもは、情報を得て自分の生きる糧にするのが上手な人といえます。国語の実力は、読んだ文章の量と比例しているといってもよいくらいです。文章の要約文を作成し、自分の考えを文章化していくことがさらなる国語力、読解力アップにつながってきます。

□国語が苦手な子どもへ

1.文章を読む量を増やしていこう
 国語が苦手ということは、すなわち文章を読むことが苦手といえます。対策方法としては、短い文章でもいいので、まず読むことです。例えば、新聞や雑誌の短いコラムや記事を読むことから始めましょう。

2.覚えるから考える学習へ
 今、必要なのは、覚えるという固定観念からの脱出です。覚え方を学ぶのではなく、考え方を学ぶ力を身につけましょう。これを身につけることにより国語が苦手な子どもは、大きくステップアップします。

□目標・目的をはっきりさせる

 本を読むことと、国語の問題を解くこととはちがいます。本を読むことは、人生のこやしのようなものですが、国語の問題を解くのは、設問に答えられるということです。
 後者の場合、求められるのは「本文を客観的に分析する力」です。つまり、どう思うのではなく、どう考えるかを求められているのです。   

□読解力レベルアップへの道

○要約練習
 要約ができるということは、その文章を理解しておかなければできないことです。ここで、大切になるのは、文章中のキーワードを見つけだせるかです。
 要約力をレベルアップさせるために、問題集から「この文章を読んで40字以内で要約しなさい」という問題を抜き出して、集中して取り組んでみましょう。

○選択肢の見方
 「次の選択肢から3つ選べ」という問題があります。まず、それぞれの選択肢を読み考えます。(ここでは、5つの選択肢があると仮定します。)選択肢1は、「本文の内容と矛盾する」というように、各選択肢を分析してみます。
 この方法を「消去法」といいます。ここでは、5つあるうち2つが本文と矛盾する内容が書かれているということになります。この能力は、国語のみならず他の科目でも十分応用できますので、身につけると大幅なレベルアップにつながります。

○出題者のねらいを読みとる
 問題というのは、必ず作り手がいることはいうまでもありません。ここで重要なのは、この作り手=出題者のねらいをいかに読みとれるかです。
 例えば、ある問題で「これは、接続詞についての問題だ」と出題者のねらいを読みとることができれば、当然、問題が解きやすくなるはずです。後は、接続詞の知識について、どれだけ知っているかがキーワードになります。
 読解力とは、何も国語や科目学習だけに必要な能力ではなく、生きていく上で相手に気持ちを伝えたり、相手の気持ちを理解したりするための「生きる力」のひとつになります。(文/学林舎 北岡)