2018.04.10

求められる学習指導新学習指導要領・教科書改訂をどう考える-学林舎の立ち位置 

 文部科学省は昨年(2017年3月31日)、新学習指導要領を発表しました。今回の改訂ポイントは、今までの基礎学習を維持した上で、思考力、表現力、判断力の育成を各教科に求める内容です。教科書の改訂に関しては、下記のスケジュールになっています。

小学校
2018年 教科書検定(移行期間)
2019年 採択・供給(移行期間)
2020年 使用開始

中学校
2019年 教科書検定(移行期間)
2020年 採択・供給(移行期間)
2021年 使用開始

 新学習指導要領・教科書改訂に関しては、学林舎がこの10年、教材を通して指導を求めていた思考力、表現力、判断力を学校現場、教科書にもようやく反映されるのだという想いが強いです。ただ、公立学校の現在の指導カリキュラムでは、学校によって格差が出るという危機感もあります。そういった中で、学習塾には、従来の学校、教科書補完指導から一歩踏み出し、学習塾が本来もっている先行・準備学習指導、発展・応用学習指導という役割が求められます。

 このような状況を踏まえ、学林舎の成長する思考力GTシリーズ国語、文法力特化、要約力特化、読解力特化、成長する思考力GTシリーズ算数と数学単元別教材は、学習指導の中核を担う教材になると確信しています。(文/学林舎 北岡)