学林舎では、中学英語の文法を総復習できる教材として、「高校英語救急演習」という教材を提供しています。この教材は、中学３年生から高校生に向けて作られており、英語学習の履歴によっても適切に活用することができます。
　中学の英語学習において、文法の重要性は言わずもがなです。しかし、実際には文法の学習が十分に行われず、高校生になっても英文を書くことが苦手な生徒が増えています。これは、英語の構造を理解せずに学んできたため、英文を書く際に適切な文法を使うことができないからです。
　学林舎では、英語学習の根幹に「英語は英語で考える」という考え方を掲げています。英語を理解するためには、日本語ではなく英語のルールや構造を理解する必要があります。しかし、日本の学習者の中には、話すことや読むことはできても、書くことが苦手な人が多いのが現状です。
　特に、日本語においては「書く＝表現する」という考え方が根強く、英語の書き方を学ぶことが難しいとされています。学林舎では、この課題に対応するために、読むことと書くことを重点に教材づくりを行っています。
　「高校英語救急演習」は、中学英語の文法を徹底的に復習することができるだけでなく、英文を書く力を養うことにも役立ちます。中学での英語学習の不足を補い、高校生活での英語学習をサポートするために、ぜひ活用していただきたい教材です。

目次は下記のようになっています。

　中学校で学習した文法内容を基礎として、より高度な文法演習を学習できるように編集しています。この教材では、「ＫＥＹ　ＰＯＩＮＴ」というセクションを設けており、文法の説明とともに、重要な慣用表現や言い回しの提示を行っています。これにより、単に文法を学ぶだけでなく、実際のコミュニケーションにおいても役立つ表現力を身につけることができます。

　文法項目ごとに編集された「テキスト」と「単語・構文テスト集」の２冊セットになっています。（二冊のページ総数が３５４（テキスト２９７ページ・テスト集５７ページ）ページで分量も十分にあります。）
 　テキスト巻末には各節に対応した＜救急ドリル＞と＜デイリートレーニング＞を配してあります。＜救急ドリル＞は最重要項目の反復演習、＜デイリートレーニング＞は、高１で必出の単語・熟語・構文を覚えるためのページです。別冊の「テスト集」で確認ができます。