2024.05.17

思考力を育む!問題分析と条件理解の重要性とは?GTシリーズ算数で学ぶ

(1)問題分析の流れ

成長する思考力GTシリーズ算数は、子供たちが問題を解く際に必要な分析能力を養うために、4つの切り口を使ってアプローチしています。

まず、1つ目の切り口は「条件を整理すること」です。問題を解くためには、問題文から与えられた条件を整理し、必要な情報を抽出することが重要です。例えば、「ある箱にリンゴが10個、オレンジが5個入っています。リンゴとオレンジを合わせて何個入っているでしょうか?」という問題があった場合、子供たちは箱の中に入っているリンゴとオレンジの数を整理することが必要です。

2つ目の切り口は「関連する情報を見つけること」です。問題を解くためには、与えられた情報だけでなく、関連する情報を見つけることが大切です。例えば、「あるクラスに男子生徒が20人、女子生徒が15人います。男子生徒の人数が女子生徒の人数の2倍でした。男子生徒の人数は何人でしょうか?」という問題があった場合、男子生徒と女子生徒の人数が2倍である関係を見つけることが必要です。

3つ目の切り口は「比較対象を考えること」です。問題を解くためには、比較対象を考えることが重要です。例えば、「ある商品の値段が100円から120円になりました。値上げ率は何%でしょうか?」という問題があった場合、100円から120円になるまでの値上げの額を考え、それを元の価格で割ることで値上げ率を求めることができます。

最後の4つ目の切り口は「起承転結にすること」です。問題を解く際には、起承転結を意識して考えることが大切です。起承転結を意識することで、問題を解くために必要な情報を整理し、正確な答えを導き出すことができます。

以上の4つの切り口を使って、成長する思考力GTシリーズ算数は、子供たちに問題解決能力を身につけさせ、より高度な数学的思考力を養うことを目指しています。

成長する思考力GTシリーズ算数

 

従来の算数=計算という算数の概念からはずれたアプローチのしかたではなく、本来のあるべき姿=論理的考え方の基礎基盤を成長する思考力GTシリーズ算数は、体現しています。

(2)条件理解の問題

論理的問題を解くためには、問題文の中に隠れた条件を見つけることが必要です。そのため、成長する思考力GTシリーズ算数では、条件理解のある問題を多用しています。これにより、子どもたちが自然に条件を推察する力を身につけることができます。

成長する思考力GTシリーズ算数は、開始級から条件理解のある問題を導入しています。例えば、10級の問題から、条件を推察する力を養います。このような問題を解くことで、子どもたちは、問題文の中に隠れた条件を見つけることができるようになります。

また、成長する思考力GTシリーズ算数では、関連する情報を付け加えることも重視しています。例えば、問題文に数字が出てきた場合、その数字の意味や関係性を考えることが必要です。これにより、子どもたちは、数字だけでなく、問題文の中に隠れた情報にも注目するようになります。

さらに、成長する思考力GTシリーズ算数では、比較対象をもちだすこともあります。例えば、同じ種類の問題でも、条件が異なる場合があります。これにより、子どもたちは、同じ種類の問題でも、条件によって異なる解法があることを理解することができます。

以上のように、成長する思考力GTシリーズ算数は、問題解決に必要な条件理解力を身につけるために、様々な工夫をしています。子どもたちが自然に問題解決能力を身につけ、将来的には社会で活躍するための基礎を築くことができます。

 

成長する思考力GTシリーズ算数10級